美容室で始めるSDGs|未来を変えるサステナブル経営

サロン経営

美容室で始めるSDGs|未来を変えるサステナブル経営

近年、世界中で注目されているSDGs(持続可能な開発目標)。この大きな潮流は、美容業界にも着実に広がりを見せています。

しかし、「SDGsって何から始めればいいの?」「取り組みの課題や限界が気になる」と感じるサロンオーナー様や美容師さんも多いのではないでしょうか。薬剤選びの基準から、オーガニックとの違い、個人サロンでできることまで、具体的な一歩を踏み出すのは簡単ではありません。また、節水・節電、カラーチューブのリサイクル、ヘアドネーションの次の一手となる地域貢献など、取り組むべきテーマは多岐にわたります。

この記事では、企業の成功事例や失敗事例から学ぶメリット・デメリットを徹底解説。採用に繋がるブランディングや集客効果を上げるアピール方法、さらには目標設定と補助金の活用法まで、明日からあなたのサロンで実践できるSDGsの全てを網羅的にお伝えします。持続可能な未来のために、そして選ばれるサロンになるために、今こそ新しい一歩を踏み出しましょう。

  • SDGsの基本と美容室が取り組むべき理由が分かります
  • 明日から実践できる具体的なアクションプランが見つかります
  • コスト削減や人材採用に繋がるSDGs経営のヒントが得られます
  • 失敗を避け、お客様や社会から支持されるサロン作りの方法を学べます

著者プロフィール

松田圭三 プロフィール写真

松田 圭三(まつだ けいぞう)

株式会社BAL 代表 / 現役理容師

はじめまして。株式会社BAL(バル)代表の松田圭三です。

平成元年に理容師免許を取得して以来、30年以上にわたり「HAIRZ SHIN」のサロン現場に立ち続ける現役の理容師です。

日々のサロンワークで感じる「もっとこうだったら良いのに」という現場の切実な声を形にするため、「理美容快適研究室」= 株式会社BAL を設立しました。

机上の空論ではなく、私自身が今も現場に立ち続けるからこそ見える「リアルな課題」と「本当に役立つ解決策」を、このブログで発信していきます。

あなたのサロン経営の”右腕”となれる情報をお届けします。

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美容室のSDGs|なぜ今取り組むべきか

  • 取り組みの課題と限界|現実的な始め方
  • 薬剤選びの基準|オーガニックとの違い
  • 個人サロンや美容師が個人でできること
  • 節水・節電とカラーチューブのリサイクル
  • ヘアドネーションの次の一手となる地域貢献

取り組みの課題と限界|現実的な始め方

取り組みの課題と限界|現実的な始め方
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美容室でSDGsに取り組むことは、社会貢献だけでなく経営にもプラスの効果をもたらします。しかし、理想だけを追い求めても長続きはしません。

まず直面するのが、コストの課題です。環境に配慮した薬剤や設備は、従来のものより高価な場合があります。そのため、全てのものを一度に切り替えるのは現実的ではないかもしれません。

また、スタッフへの負担も考慮する必要があります。新しい取り組みを導入する際は、オペレーションの変更や知識の習得が求められます。そのため、現場が混乱しないよう、丁寧な説明と十分な準備期間が不可欠です。

これらの課題を乗り越えるためには、「できることから少しずつ始める」という姿勢が重要です。最初から完璧を目指す必要はありません。

例えば、「今月は節水を意識する」「来月はゴミの分別を徹底する」といった、小さな目標を設定することから始めてみましょう。

大切なのは、SDGsを一過性のイベントで終わらせず、サロンの文化として根付かせることです。スタッフ全員で目的を共有し、楽しみながら継続できる仕組みを作ることが、成功への鍵となります。

現実的な始め方のステップ
1. スタッフ全員でSDGsの基本的な知識を共有する。
2. サロンの現状(電気・水道使用量、廃棄物量など)を把握する。
3. すぐに取り組める小さな目標(例:電気の消し忘れ防止)を立てる。
4. 成果を共有し、次の目標を設定する。

薬剤選びの基準|オーガニックとの違い

薬剤選びの基準|オーガニックとの違い
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お客様の髪と地球環境の両方を考える上で、薬剤選びは非常に重要な要素です。SDGsを意識した薬剤選びでは、「オーガニック」という言葉だけで判断しないことが大切になります。

確かに、オーガニック認証を受けた製品は、化学肥料や農薬を極力使用せずに栽培された原料で作られているため、環境負荷が低い選択肢の一つです。しかし、それが全てではありません。

例えば、容器がリサイクル可能か、製造過程で動物実験を行っていないか(クルエルティフリー)、売上の一部が環境保護団体に寄付される仕組みがあるかなど、多角的な視点で製品を評価することが求められます。

また、近年注目されているのが「ヴィーガン認証」です。これは、動物由来の成分を一切含まず、製造工程で動物を利用していない製品に与えられます。

お客様の中には、環境問題や動物愛護に関心が高い方も増えています。そのため、こうした認証を基準に薬剤を選ぶことは、お客様の価値観に寄り添い、信頼を得るきっかけにもなります。

仕入れ先に製品の背景にあるストーリーや環境への取り組みについて質問し、得た情報をサロンのウェブサイトやSNSで発信するのも良いでしょう。より詳しいSDGsの目標については、国連広報センターの公式サイトで確認できます。

「オーガニック」と「SDGs」の違い
オーガニックは主に「原料の栽培方法」に焦点を当てていますが、SDGsは「環境保護」「社会貢献」「経済成長」の3つの側面から、より包括的に持続可能性を評価します。製品が作られてから廃棄されるまでのライフサイクル全体を考えることが重要です。

個人サロンや美容師が個人でできること

個人サロンや美容師が個人でできること
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「SDGsは大きな企業が取り組むもの」というイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。個人サロンや美容師一人ひとりでも、日々の業務の中で貢献できることはたくさんあります。

例えば、お客様との会話もその一つです。サロンで取り組んでいる節水やリサイクルの話、環境に配慮した製品の話などを、さりげなく会話に織り交ぜてみましょう。

お客様の環境意識を高めるきっかけになるだけでなく、サロンの姿勢を伝える絶好の機会にもなります。

さらに、SNSでの情報発信も有効な手段です。サロンで行っているSDGsの取り組みを写真や動画で投稿することで、共感するフォロワーが増え、ブランディングに繋がります。

「#サステナブルサロン」「#エシカルビューティー」などのハッシュタグを活用するのも良いでしょう。

技術面では、環境負荷の少ない施術メニューを研究することもできます。例えば、少ない水で洗い流せるトリートメントを導入したり、ヘアドネーションに関する正しい知識を学び、お客様に提供したりすることも立派なSDGs活動です。

今日からできるアクションリスト

  • お客様に提供するドリンクをフェアトレード認証のものにする。
  • 地域の清掃活動に参加する。
  • SDGsに関するオンラインセミナーや勉強会に参加して知識を深める。
  • 使わなくなったタオルを清掃用に再利用したり、動物保護施設に寄付したりする。
  • 名刺やカルテをデジタル化し、ペーパーレスを進める。

節水・節電とカラーチューブのリサイクル

節水・節電とカラーチューブのリサイクル
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美容室の運営において、水道光熱費は大きなコストの一つです。そのため、節水・節電への取り組みは、環境負荷の低減と経費削減を同時に実現できる、まさに一石二鳥のアクションです。

節水においては、節水シャワーヘッドの導入が非常に効果的です。製品によっては、最大で50%程度の節水効果が期待できるとされています。初期投資はかかりますが、長期的に見れば水道代の削減によって十分に元が取れるでしょう。

また、シャンプー時のこまめな止水や、タオルの洗濯をまとめて行うなど、スタッフ一人ひとりの意識も大切です。具体的な節水方法については、「美容室の水道代、平均は?コスト削減の秘訣」の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

節電については、照明をLEDに切り替えることが基本です。LEDは従来の蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため、交換の手間とコストを削減できます。

加えて、営業終了後の待機電力カットも重要です。使用していない機器のコンセントを抜く、主電源をオフにするなどの習慣を徹底しましょう。

そして、美容室特有の課題が使用済みカラーチューブの廃棄です。アルミ製のチューブは貴重な資源ですが、多くが一般ごみとして廃棄されているのが現状です。最近では、美容業界専門のリサイクルプロジェクトも登場しています。例えば、リリーリン(Re:Lily-Lin)のような団体は、使用済みカラーチューブを回収し、リサイクルする活動を行っています。こうした活動に参加することで、ゴミの削減と資源の有効活用に貢献できます。

ヘアドネーションの次の一手となる地域貢献

ヘアドネーションの次の一手となる地域貢献
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美容室ができる社会貢献活動として、ヘアドネーションは非常に広く知られるようになりました。病気や事故で髪を失った子どもたちのために、カットした髪の毛を寄付するこの活動は、多くのお客様の共感を呼んでいます。

JHD&C(ジャーダック)などの団体が活動の中心となっており、多くのサロンが賛同美容室として登録しています。これは、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」や、目標10「人や国の不平等をなくそう」にも繋がる素晴らしい取り組みです。

しかし、SDGsへの貢献はヘアドネーションだけではありません。サロンが持つ技術や場所を活かして、もっと多様な地域貢献が可能です。

例えば、地域の児童養護施設や高齢者施設を訪問し、ボランティアでカットを行う活動が考えられます。外出が難しい方々にとって、プロの美容師によるヘアカットは心身のリフレッシュに繋がる貴重な機会となります。

また、地域のイベントにブースを出展し、子ども向けの簡単なヘアアレンジ体験会を開くのも良いでしょう。これは、地域住民との交流を深め、サロンのファンを増やすきっかけにもなります。

さらに、店舗の一部を地域のアーティストの作品展示スペースとして提供したり、地元の小規模事業者が作ったアクセサリーや小物を販売するコーナーを設けたりすることも、地域経済の活性化に繋がる立派な貢献です。ヘアドネーションをきっかけに、さらに視野を広げ、自店だからこそできる地域との関わり方を探してみてはいかがでしょうか。

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美容室がSDGsで成功するための経営戦略

  • 失敗事例から学ぶメリットとデメリット
  • 企業の成功事例から学ぶアイデアと具体例
  • 採用に繋がるブランディングと差別化戦略
  • 集客効果を上げるお客様へのアピール方法
  • 目標設定と宣言|補助金・助成金の活用

SDGsを経営戦略に組み込むことは、単なる社会貢献活動にとどまらず、サロンの持続的な成長を促す力となります。他店との差別化を図り、これからの時代に選ばれ続けるサロンになるためには、戦略的な視点が欠かせません。関連記事「生き残る美容室の差別化戦略|価格競争から脱却する方法」も参考に、自店の強みを活かした戦略を練ってみましょう。

失敗事例から学ぶメリットとデメリット

失敗事例から学ぶメリットとデメリット
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SDGsへの取り組みは多くのメリットをもたらしますが、進め方を誤ると予期せぬデメリットに繋がることもあります。失敗事例から学ぶことで、より効果的な戦略を立てることができます。

よくある失敗が「SDGsウォッシュ」と見なされてしまうケースです。これは、実態が伴わないのに、環境に配慮しているかのように見せかける行為を指します。

例えば、ほんの少しオーガニック製品を置いただけなのに、「地球にやさしいエコサロン」と大々的に宣伝してしまうと、知識のあるお客様からは実態を見抜かれ、かえって信頼を失う可能性があります。

また、コストと効果のバランスを見誤ることも失敗の一因です。高額な環境配慮型設備を導入したものの、それを価格に転嫁せざるを得ず、結果的にお客様が離れてしまった、というケースも少なくありません。

一方で、SDGsに取り組む明確なメリットは、企業イメージの向上と、それに伴う人材確保や顧客獲得です。特に若い世代は、企業の社会貢献意識を重視する傾向にあります。明確なビジョンを持ってSDGsに取り組む姿勢は、優秀な人材や価値観に共感するお客様を引きつけます。

SDGs取り組みのデメリットと注意点

  • コスト増加: 環境配慮型の製品や設備は高価な場合がある。
  • スタッフの負担増: 新しい知識の習得や業務フローの変更が必要になる。
  • SDGsウォッシュのリスク: 表面的な取り組みは逆効果になる可能性がある。
  • 効果の可視化が難しい: すぐに売上や集客に直結するとは限らない。

企業の成功事例から学ぶアイデアと具体例

企業の成功事例から学ぶアイデアと具体例
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国内外の企業は、すでに様々な形でSDGsへの取り組みを成功させています。これらの事例から、自店で応用できるアイデアを見つけましょう。

例えば、大手化粧品メーカーの資生堂は、「サステナブルな製品開発」を掲げ、詰め替え可能な商品の拡充や、環境負荷の少ない容器開発を進めています。美容室でも、お客様にリフィル(詰め替え)商品を提案することは、ゴミの削減に繋がり、お客様にとっても経済的なメリットがあります。

また、美容メーカーのミルボンは、製品ライフサイクル全体でのCO2排出量削減に取り組んでいます。個人サロンでCO2排出量を計測するのは難しいですが、電力会社を再生可能エネルギー中心のプランに切り替えることは、具体的なアクションとして考えられます。

海外では、サロンの電力を全て太陽光発電で賄ったり、雨水をろ過してシャンプーに使用したりする先進的な事例も見られます。

ここまでの大規模な投資は難しくても、「ヘアドネーションでカットした髪以外の、床に落ちた髪の毛を堆肥にして緑化活動に役立てる」というユニークな取り組みを行っているサロンもあります。

これらの成功事例に共通するのは、自社の事業と関連性の高いテーマを選び、継続的に取り組んでいる点です。他社の真似をするだけでなく、「自分たちのサロンだからこそできることは何か」を考えることが、独自の価値を生み出す第一歩となります。

成功事例から得られるヒント

取り組み 美容室で応用できるアイデア
詰め替え商品の推進 店販でリフィル商品を積極的に扱い、割引などを設定する
再生可能エネルギーの利用 電力会社を再生可能エネルギー由来のプランに変更する
廃棄物のアップサイクル カットした髪を堆肥化するプロジェクトに参加する
サプライチェーンでの人権配慮 フェアトレード認証のコーヒーや紅茶をお客様に提供する

採用に繋がるブランディングと差別化戦略

採用に繋がるブランディングと差別化戦略
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美容業界は、慢性的な人手不足という課題を抱えています。その中で、優秀な人材を確保するためには、給与や休日といった待遇面だけでなく、サロンの理念やビジョンが非常に重要になります。

特に、ミレニアル世代やZ世代と呼ばれる若い世代は、就職先を選ぶ際に「その企業が社会にどのような貢献をしているか」を重視する傾向が強いと言われています。

そのため、SDGsへの取り組みを明確に打ち出すことは、他サロンとの強力な差別化要因となり、採用活動において大きな武器になります。

具体的な方法としては、まず求人サイトや自社の採用ページで、SDGsに関する方針や具体的な活動内容を詳しく説明することが挙げられます。

「私たちは環境に配慮し、〇〇というリサイクル活動に参加しています」「スタッフの働きがいを重視し、ジェンダー平等な職場環境を目指しています」といったメッセージは、価値観の合う求職者に強く響くでしょう。

面接の場でも、自社の取り組みについて語り、逆に求職者がSDGsについてどのような考えを持っているか質問してみるのも良い方法です。採用に関する具体的なノウハウについては、「美容師の求人募集文|応募が殺到する書き方のコツ」の記事もぜひ参考にしてください。

SDGsを軸にしたブランディングは、働くスタッフのエンゲージメント(仕事への熱意や貢献意欲)を高める効果も期待できます。

自分の仕事が、お客様を美しくするだけでなく、社会や環境にも良い影響を与えていると感じることは、大きなやりがいと誇りに繋がります。スタッフが自社の取り組みに自信を持つことで、定着率の向上やチームワークの強化も期待できるでしょう。

集客効果を上げるお客様へのアピール方法

集客効果を上げるお客様へのアピール方法
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SDGsへの取り組みは、サロン内で行っているだけでは、その価値が十分に伝わりません。お客様に知ってもらい、共感してもらうことで、初めて集客やリピートに繋がる強力な魅力となります。

しかし、アピールの仕方を間違えると、自己満足や押し付けがましさと受け取られかねないため、注意が必要です。

最も効果的なのは、お客様が「自分も良いことに参加できた」と感じられるような伝え方をすることです。

例えば、環境配慮型のシャンプーを使用する際に、「このシャンプーは容器が100%リサイクル素材でできていて、売上の一部が海の環境保護に役立てられるんですよ」と一言添えるだけで、お客様の体験価値は大きく向上します。

また、店内POPやメニュー表でのアピールも有効です。SDGsの17色のアイコンを使いながら、「このメニューを選ぶと〇〇に貢献できます」といった表記を加えるのも分かりやすいでしょう。

ウェブサイトやブログ、SNSでは、取り組みの背景にあるストーリーを伝えることが重要です。「なぜこの活動を始めたのか」「どのような未来を目指しているのか」といった想いを語ることで、お客様は単なる消費者ではなく、サロンの活動を応援するファンになってくれる可能性があります。

お客様へのアピール具体例

  • カウンセリング時: 「髪にも環境にも優しいこちらのカラー剤はいかがですか?」と選択肢として提案する。
  • レジ横のPOP: 「当店は〇〇リサイクル活動に参加しています。ご協力ありがとうございます」と感謝を伝える。
  • SNS投稿: スタッフが地域の清掃活動に参加している様子を写真で紹介する。
  • ニュースレター: 月に一度、サロンのSDGs活動報告と、家庭でできるエコなヘアケア情報を発信する。

目標設定と宣言|補助金・助成金の活用

目標設定と宣言|補助金・助成金の活用
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SDGsへの取り組みを本格的に進めるなら、具体的な目標設定と、それを社内外に公表する「宣言」が有効です。

目標は、「SMART」と呼ばれるフレームワークを意識すると立てやすくなります。これは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字を取ったものです。

例えば、「環境に優しくする」という曖昧な目標ではなく、「1年後までに、プラスチック廃棄物の量を現状から10%削減する」といった具体的な目標を設定します。

目標を設定したら、それを外部に「宣言」することも検討しましょう。地方自治体や商工会議所などが設けている「SDGs宣言制度」や「SDGsパートナー登録制度」を活用することで、公的なお墨付きを得られます。

これにより、サロンの信頼性が高まるだけでなく、自治体のウェブサイトなどで紹介され、新たなPRの機会に繋がることもあります。

さらに、SDGsに関連する設備投資や取り組みに対しては、国や自治体から補助金や助成金が支給される場合があります。例えば、省エネ性能の高い空調設備や給湯器を導入する際に利用できる「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」などがその一例です。最新の情報は、中小企業庁の公募情報サイトなどで確認することをおすすめします。

こうした制度をうまく活用すれば、コストの課題を乗り越え、より大きな一歩を踏み出すことが可能になります。まずは自社の地域で利用できる制度がないか、調べてみることから始めましょう。

まとめ|明日から始める美容室のSDGs

この記事では、美容室がSDGsに取り組むための具体的な方法から経営戦略まで、幅広く解説してきました。最後に、明日から実践できるアクションの要点をリスト形式でまとめます。

  • SDGsは「持続可能な開発目標」であり、美容室も無関係ではありません。
  • 最初から完璧を目指さず、コストや手間を考慮して現実的な一歩から始めましょう。
  • 薬剤選びは「オーガニック」だけでなく、容器や製造過程など多角的な視点が重要です。
  • ヴィーガン認証やクルエルティフリーも、お客様への新しい価値提案になります。
  • 個人サロンや美容師一人ひとりでも、接客やSNS発信を通じて貢献できます。
  • 節水シャワーヘッドやLED照明の導入は、環境配慮と経費削減を両立させます。
  • 使用済みカラーチューブは、専門のリサイクル団体に参加して資源化しましょう。
  • ヘアドネーションに加え、地域の福祉施設でのボランティアカットなど、多様な地域貢献が可能です。
  • 表面的な取り組みは「SDGsウォッシュ」と見なされ、信頼を失うリスクがあります。
  • SDGsへの取り組みは、Z世代など若い人材への強力なアピールとなり、採用を有利に進めます。
  • スタッフの共感を得ることで、エンゲージメントが高まり、離職率低下にも繋がります。
  • お客様には「良いことに参加できた」と感じてもらえるような伝え方が効果的です。
  • 具体的な数値目標(例:廃棄物10%削減)を設定し、進捗を管理しましょう。
  • 自治体の「SDGs宣言制度」などを活用し、取り組みを公にアピールすると信頼性が向上します。
  • 省エネ設備の導入などには補助金・助成金が利用できる場合があるため、積極的に情報収集を行いましょう。

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